
奨学生の声
大学で学んだことや、未来への想い、
大学生を目指すみなさんへの
メッセージなどをご紹介します。
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内尾 聡理
大学の部活動でキャプテンを経験。今後は学びを活かしてプロバスケットボールの世界に挑戦。
私が大学生活で経験できたこととしては、部活動でキャプテンをしたという経験が印象に残っています。キャプテンという経験は、これまでもしたことはありましたが学生主体の部活であったこともありよりチームを引っ張るという責任が大きかったように思います。その中でキャプテンとしてなりたい理想像とは違い、私自身のプレーもうまく行かないなど悩んだ時期もありました。しかし、同期にも支えられ私なりのキャプテンを見つめ直すことでプレーも周りとのコミュニケーションもうまくいくようになりました。学んだこととしては、自分に合ったキャプテンシーを発揮すること、周りを引っ張る上でははまずセルフリーダーシップが大事だということを学ぶことができました。これから私はプロバスケットボールの世界に挑戦することになるので、この大学生活での経験を活かし活躍できるよう努力していきたいと思います。
私立大学 商学部
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稲葉 有紗
挑戦を重ねて自分が本当にやりたいことは何かを熟考。将来は世の中を少しでもよいものにしたい。
キーエンス財団のおかげで大学4年間、様々な挑戦ができました。英語ディベートサークルに入り、数多くの国内・国際大会に出場し、優勝を果たすことができました。その後は教える側にまわり、英語ディベートスクールの立ち上げに関わりました。多くの小中高生にディベートの楽しさを伝えられたかと思います。3・4年ではロシア政治のゼミに入り、それらの知識を活かして2年間、日露学生会議の幹部を務めました。また、国際平和に貢献したい思いから、ボランティアでウクライナ難民の通訳に携わるなどしました。裕福とは言えない母子家庭で、常に将来が不安だった私が数え切れないほどの経験をすることができたのは全て、キーエンス財団のご支援があったからです。また、余裕が持てたことで、バイトは稼ぐ手段なだけではなく、経験であると捉えられるようになりました。塾、家庭教師、飲食店、ブライダル、ゴルフキャディ等々、幅広い職種に挑戦しました。就活においても、様々なインターンに参加し、多様な価値観に触れたことで、自分が本当にやりたいことは何かを熟考できました。春から記者になります。世の中を少しでもよいものにしたい思いで日々頑張っていきたいです。自分と真剣に向き合うための余裕を与えてくださったキーエンス財団には感謝してもしきれません。本当にありがとうございました。
私立大学 法学部
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望月 颯
大学では勉学や課外活動に全力で取り組み、夢に向かって充実した学生生活を送ることができた。
4年間にわたるご支援、本当にありがとうございました。キーエンス財団様のご支援もあり、大学生活では勉学や課外活動に全力で取り組むことができました。その結果、大学では成績優秀者として4年間にわたって学費免除をしていただいたほか、学科長から表彰をしていただきました。また、ITスタートアップ企業で機械学習エンジニアとして勤務し、その業績がネットニュース等で取り上げられました。さらに、所属していた軽音サークルでは副代表として活動し、仲間たちとともにコロナ禍でのサークル活動のあるべき姿を模索しました。キーエンス財団様からのご支援が無ければ、こんな大学生活を送ることは出来なかったと思います。本当にありがとうございました。春からは機械学習エンジニアとして働きながら大学院に進学する予定です。これからもやりたいことが溢れていて、ワクワクが止まりません!今このメッセージを読んでいる後輩の皆さんも、夢に向かって全力で挑戦してみてください!応援しています!
国公立大学 工学部
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阿久津 愛美
自分の視野を広げる目標に向かって進んだ4年間。周囲への感謝を忘れず活躍できる人になりたい。
家庭の事情により、1人で生計を立てて大学生活を送ることになりました。初めは、家計や大学生活の知識もなく、とにかく不安だったので、たくさんアルバイトをし、とりあえず出費を抑える生活をしていました。慣れない生活や孤独感に、調子を崩すこともありましたが、次第に奨学金とアルバイト代を合わせながら、生活を工夫できるようになり、サークルやゼミナール活動等、大学生活も楽しく送れるようになりました。高校3年生の時、大学に入ったら、地方創生の研究がしたい、テニスを本気でやりたい、アルバイトで経験を積みたいなど、様々な挑戦と交流を通して、自分の視野を広げたいと思っていました。そして、今振り返ると、それら全てに時間をかけて取り組むことができていました。この貴重な4年間を常に支えてくれていたのは、身近な人、そして奨学金を含め、周囲の人であることを実感しています。これからは、感謝の気持ちと向上心を持って、社会で活躍できる人になりたいと思っています。
私立大学 政治経済学部
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ビューワーニック ダグラス英努和有人ジュニア
コロナ過にも負けず文武両道を実現。次の目標は知識や経験を社会に還元していきたい。
入学当時は、コロナウィルス感染症拡大により、入学式は中止に。キャンパスに行くこともなく、オンライン授業で行われ、部活動も全面中止となり不安でいっぱいのスタートでした。また、予定していたアルバイトも制限され経済的にも困難な状態でした。しかしながら、キーエンス奨学金によるご支援のおかげでなんとか学業と部活動を両立し、有意義な学生生活を送ることができました。部活動は、フェンシング部に所属し思い存分活動し、団体日本一という目標を達成することができました。学業面では、スポーツビジネスを中心に学び、スポーツに関わる広い知識を身に付けることができました。3年次は、アスリートプログラムにおいて年間優秀学業成績個人賞をいただき、4年次は、大学院修士課程の授業を先修しました。来年度は大学院に進学し、より専門性を深め研究活動に励む予定です。皆様への感謝の気持ちを忘れることなく、この4年間で得た知識や経験を将来社会に還元していけるよう、日々邁進していきます。
私立大学 スポーツ科学部
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三浦 よもぎ
最初は不安だった学生生活だが、自分の心のおもむくまま充実した経験を重ねることができた。
4年前の春、足を踏み入れた京都のキャンパスは静まり返っていました。これから始まる大学生活はどんなものになるのかとわずかな不安を覚えたのが、一昨日くらいのことのようです。そこから始まった大学生活は、しかし、夢のような日々でした。転学部という挑戦を行い、念願の教授のもとで学んだ社会学。鴨川のほとりでよなよな制作をし、実現したよさこい大賞演舞のステージ。ゲストハウス巡り、京都を舞台にした小説執筆…。どこを切り取っても絶対に忘れたくない日々があるのは、キーエンス財団の皆さまのご支援のおかげで、自分の心のおもむくままの選択を重ねることができたからです。本当に感謝しております。これからは、このご恩や大学生活での財産を胸に、人の心を動かす分野で社会に貢献していきたいと思っています。4年間あたたかいご支援をいただきまして、本当にありがとうございました。そして、これから大学生活を歩み始める皆さんが素敵な日々を送られますことをお祈りしています。
国公立大学 総合人間学部
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宮崎 蓮太
興味のあることに広く取り組むことができた4年間。自分の好奇心に常に耳を傾け、充実した日々を送ってほしい。
私の大学生活は、その時々では辛さ・悔しさを感じながらも、あとから振り返って見れば充実していたと感じられるものだったと思います。大学入学による下宿の開始と同時期に新型コロナウイルス感染拡大が起こったことにより、悔しい思いもしました。しかしキーエンス財団の給付奨学金によって金銭面の不安が解消されたことで、大学での専門分野である環境工学に加えて、英語をはじめとした語学力の向上や、学外での人材育成プログラムを通じたプログラミングの学習を行うことができ、最終的に興味のあることに広く取り組むことができた4年間となりました。特に学部4年での研究では、学習してきたプログラミングの知識を生かすことができ、より良いものとできたと考えております。これから大学生となる後輩の皆様にも、自分の好奇心に常に耳を傾け、充実した日々を送ってほしいと思っています。最後に、私の大学生活はキーエンス財団の皆様のご支援により、とても有意義なものとなりました。本当にありがとうございました。
国公立大学 工学部
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岡野 朱海
周りへの感謝の気持ちを忘れずに、お客様の人生の節目を支えられるような社会人になりたい。
私は大学4年間、和楽器を演奏する部活動に全力を注ぎました。部では主将を務め、コロナ禍で開催できていなかった定期演奏会を3年ぶりに復活させるという大きな経験をすることができました。部員とともにゼロから演奏会を創り上げたり、和楽器の認知度向上のためSNSでの広報活動に力を入れたりなど、多くのことにチームで挑戦することができました。お稽古代やメンテナンスなど費用のかかる和楽器を4年間続けられたのは、貴財団のご支援があったからです。心より感謝申し上げます。また、大学生活では人見知りな性格を克服したいと接客業のアルバイトにも挑戦しました。そこで接客の楽しさに気づき、自分自身の新たな一面を知ることもできました。4月からは社会人になり、フォトスタジオで多くのお客様に笑顔をお届けする仕事に就きます。4年間私を支えてくださったキーエンス財団をはじめとする皆様への感謝の気持ちを忘れずに、お客様の人生の節目を支えられるような社会人になります。4年間ご支援いただき、誠にありがとうございました。
私立大学 文学部
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川本 伊織
学業や課外活動に集中し、新たな考えや視点をもって学ぶことができた4年間。恩返しする機会を大切にしたい。
私は、4年にわたってキーエンス財団から奨学金を受け、大変大きな支援をいただきました。この奨学金は、私が学業や課外活動に集中し、将来の目標に向かって努力する機会を与えてくれました。大学生活は、それまでの学生生活やこれからの社会人生活に比べ比較的自由度が高く、そのためどう過ごし、何を得て、どう成長するかは本人次第です。経済的支援を受けたことで学業に励むことができたのはもちろん、海外に行って様々な背景を持った人々と交流して新たな考えや視点を学ぶことができたり、学外のゼミナールに参加してチームで協力して大きなことを成し遂げる経験ができました。これからも財団の価値ある支援に感謝し、恩返しをする機会を大切にしたいと思います。ありがとうございました。
国公立大学 教育学部
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環貫 友花
部活動とゼミ活動を両立し、様々なことに全力で挑戦し続けた4年間のかけがえのない大学生活。
4年間を通して学業、ゼミ活動、部活動、留学、ワーキングホリデー、アルバイトなど様々な事に挑戦してきました。その中でも➀女子ラクロス部での活動と②観光ゼミ活動は私にとって大きな転機となりました。➀に関して、プレー以外に組織運営やチームビルディング合宿を企画実行した経験やチームのブランディング活動に携わり、大組織における自分の役割ややりがいの見出し方等、今後に繋がる多くの学びを得ました。また、②では地方自治体と企業と共に日本酒缶の商品開発を行ったり、地域おこし運営を行ったりする中で観光業の側面から地域を活性化させ、日本の経済活性化に貢献したいという目標が出来ました。カナダ留学やオーストラリアワーキングホリデーで身に付けた異文化理解や語学力を活かし、今後はインバウンド観光の分野で日本を盛り上げ、日本がもっと世界中から愛され、日本人が母国に誇りを持てるような国にするために貢献していきたいです。かけがえのない大学生活の四年間、皆さんも後悔のないよう全力でやり切ってください!
私立大学 観光学部
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小橋 憧太朗
成長に向けて夢中で駆け抜けた経験と数々の出会いから、二歩目を出すことの大切さを学んだ。
大学で得た最大の学びは、「二歩目を出すことの大切さ」です。高校までは、興味のある物事に一歩足を踏み入れても、すぐに引き返すことが多くありました。大学生活において、経済について深く学ぶために社会人大学院の方と交流したり、政治を知るために議員の方から勉強したり、福祉の仕事を体感するためにボランティアに参加したりと、やりたいことに夢中になった経験は、私を大きく成長させたと思います。知見を広げるだけでなく、数々の貴重な出会いに恵まれました。こうした「二歩目」を安心して踏み出せたのは、ひとえに奨学金による援助があったからこそです。限られた時間と資金を、自身の成長に充てることができました。これから進学される皆さんの大学生活も、「これがしたい」を叶えられる日々に溢れていることを祈っています。末筆ながら、財団関係者の皆様には、四年間にわたり多大なるご支援を賜りましたこと、厚く御礼申し上げます。
国公立大学 経済学部
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小坂 舞莉亜
高校時代には存在すら知らなかった学問に触れ、今では自分の専門分野に。
大学1回生の春。コロナ禍というイレギュラーに翻弄され、目に見えぬ脅威を恐れていた、そんな幸先の悪い幕開けでした。ちょうどその時、ダメ元でこの奨学金に応募し、採用されて大喜びしたのを覚えています。あれから4年。学びに溢れた時間はあっという間に過ぎ、次の「大学院」というステージが始まろうとしています。この4年間を彩ったのは、多くの「出会い」。志を同じくする級友と出会って「自主ゼミ」を開き、刺激を得ながら学び合いました。高校時代には存在すら知らなかった学問分野に触れ、今ではそれが専門です。研究室では素晴らしい先生や先輩方と巡りあい、常に新たな学びを受けています。奨学金のレポート課題では、その折々に自分を見つめ、そういった出会いを反芻したのでした。これから大学で学ぼうとする皆さん。新しい環境で、どんな運命的な出会いが待っているかわかりません。それらを自分のものにできるよう、広く視野をもって、常に門戸を開いておけば、大学生活は充実したものとなるはずです。私も春から1年生。一緒に頑張りましょう!
国公立大学 理学部
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中谷 友紀
目標を見失うことなく腐らずに邁進し,積極的に行動することで専門知識を深めることができた。
親元を離れての初めての一人暮らし、待ち望んでいた学生生活は、新型コロナウイルスの流行とともに始まりました。当初はかなり戸惑ったものの、それでも目標を見失うことなく腐らずに邁進し、好成績を修められた上に希望の学科に進学できたことは大きな自信になりました。課外活動や見学旅行、講演会、交流会などにも積極的に参加し、専門知識を深めることができました。学友にも恵まれ、またサークル活動にも積極的に従事することができ、非常に充実した学生生活を送ることができました。学部卒業後は同大学院に進学し、宇宙工学を修める予定です。ロケット開発に従事するという長年の目標を実現すべく、引き続き精進していきます。最後になりますが、貴財団に心から感謝申し上げます。両親に負担を強いた一人暮らしで経済的に大きな不安を抱えていましたが、貴財団のご支援のおかげで、経済的に安心して日々の生活を送ることができた上、教材や学習機会に資金を十分に充てることができ、数々の有意義な学びの経験を培うことができました。4年間もの間、経済的にご支援くださり、本当にありがとうございました。
国公立大学 工学部
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多田 麻央
沢山の人と交流して刺激の多い毎日を過ごすことで、新しい自分、将来のビジョンを見出すことが出来た。
私はこの大学生活で沢山の大切なことを学ぶことができました。昔から小説が好きだったので文学部に入りましたが、文学に関することを心ゆくまで研究することが出来たのはもちろん、大学でしか出会うことの出来ない仲間と文学を語り合ったり、励まし合いながら卒論を完成させることが出来たことはとてもいい経験になりました。それだけではなくいろいろなサークルにも所属していたので、本当にたくさんの人と交流することができた4年間だったと思います。この4年間、刺激の多い毎日を過ごすことで新しい自分、将来のビジョンを見出すことが出来たと思います。後輩の皆さんに言いたいことは、「とにかく沢山の人と出会い、経験をし、自分なりの哲学を見出してほしい」ということです。私が文学部で一番学んだことは、文学に関する知識ではなく、「考える力」だったと思います。人生に一番必要なものは経験から学ぶことのできる力です。ぜひみなさんも、なんでも経験してみる、学ぶ、その繰り返しに大学4年間全力で費やしてください!4年間本当にお世話になりました。ありがとうございました。
私立大学 文学部
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佐藤 廉
研究室の仲間と苦楽を共にして全力で研究に打ち込み、得た経験や出会った友人たちは一生の財産。
4年間のご支援、本当にありがとうございました。大学入学前は経済的な理由から、充実した学生生活を送ることができるのか不安を抱えていましたが、キーエンス財団様とご縁があったことで学業に専念することができ、サークル活動やアルバイトなどを通して多くの経験を積むことができました。また、研究室では夢であったロケットエンジンに関する研究に取り組むことができ、研究室の仲間と苦楽を共にして全力で研究に打ち込むことができました。私は大学院へ進学し、同様のテーマについてさらに深く探求し、ロケットエンジンの開発過程で問題となる不安定現象の解明に取り組む予定です。修士課程に進み研究に取り組むという選択肢も、ご支援がなければ選ぶことは困難であったと思います。この4年間で得た経験や、出会った友人たちは一生の財産になると信じています。最後になりますが、キーエンス財団奨学生の皆様が大学生活を通して様々なことに挑戦し、実り多き4年間を過ごせるよう祈っております。
私立大学 工学部
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桜井 七海
コロナ過で対外的な活動が制限される中で自分と向き合うことで、取り組みたい学問を見つけ出した。
大学入学はコロナ禍が発展した時期に重なり、半年後にやっと上京し一人暮らしを始めてからも、履修した講義の多くはオンラインが中心で、私の対外的な活動への姿勢は大きく変わることが余儀なくされた。しかしこの状況は自分と向き合い、自分を知る上で、かなり利する形に働いた。大学入学時に、「大学でも文理の枠にとらわれず、多角的な視点を養いながら自分に合った学問を修めたい」と考えていたが、全ての授業と単位を取り終えた今振り返れば、実際かなり充実した選択肢から自分の興味の広がりに忠実に講義を履修し意慾的に取り組めたと感じている。これらを通じて、はじめ繋がりを持たないかと思われる二概念や地域、歴史の間に思わぬ共通点を見つけては私なりの世界の見方、ひいては歴史の理解を広げてきた。また、奨学金の手厚いサポートのお蔭で、金銭的心配なく学問に集中できたことは、本当に恵まれていたと言える。結果、ゼミと卒論執筆作業を通して、まず自分が最も関心があり取り組みたい内容は「国家の暴力に関わる20世紀美術―声を届ける表象行為―」であると絞り、大学院での研究のある種通過点として卒論執筆に取り組むことに繋げることができた。
国公立大学 国際社会学部
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籾倉 丸紀
技術を通じて世界中の人々と繋がり、提供したもので多くの人に喜んでもらうことが夢。
キーエンス財団様 この度は、貴財団から奨学金を授与していただき、心より感謝申し上げます。おかげさまで、電子工学科の卒業見込みとなり、卒業論文も良い形でまとめることができました。この学びを通じて、コンピュータのハードウェアや物理現象の本質に深く迫ることができ、さらにはソフトウェアやプログラミングへの探求心も育まれました。私の夢は、技術を通じて世界中の人々と繋がり、提供したもので多くの人に喜んでもらうことです。貴財団のご支援があったからこそ、このような国際的な視野を持ち、社会貢献への意欲を強く持つことができました。これからは、ソフトウェア開発やプログラミングのスキルをさらに磨き、世界中の人々が自分の作ったものを通じて笑顔になれるよう努力していきます。 卒業は間近に迫り、新たなスタートを切る準備が整いつつあります。貴財団からの奨学金は、私の学びだけでなく、将来の夢に向かって進む勇気をも与えてくれました。改めて、私の教育と将来に投資していただき、心から感謝しております。これから社会に出て、技術を通じて人々の生活を豊かにし、世界中にポジティブな影響を与えていけるよう、努力して参ります。 敬具
私立大学 理工学部
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平瀬 加奈
学部との勉強を両立させて教員免許を取得。一人ひとりが自分の足で自分の人生を歩める社会を作りたい。
コロナ禍でスタートした大学生活でしたが、今振り返ると素晴らしい4年間でした。私は、工学の勉強しながら、教員免許を取得しました。学部と教職課程の両方で新しい発見や、尊敬できる友人や先生と出会うことができたこと、そして、自分自身の視野を広げ成長することができたことに大きな喜びを感じるとともに、関わっていただいたすべての方々に感謝の気持ちでいっぱいです。私は入学当初、大学院に進学するつもりはありませんでした。しかし、学部の勉強や研究を通じて、世界最先端の研究ができるこの環境でさらに頑張りたいという気持ちが強くなり、大学院に進学することに決めました。そして、大学院を修了したら、一人ひとりが自分の足で自分の人生を歩める社会を作りたいという思いから、高校の教員になりたいと考えています。キーエンス財団の皆様のおかげで、経済的な心配をせず、学問をはじめとする大学生活に打ち込み、大学院に進学するという決断をすることができました。本当にありがとうございました。
国公立大学 工学部
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河合 紗々音
適切な提案のできる技術者を目指し、プログラミング言語の運用能力を向上させていきたい。
この度は、応援給付金採用者に選定していただき誠に感謝申し上げます。応募の際、私は応援給付金の使い道として言語の資格試験のための教材、受験費用と申し上げました。その理由は言語の運用能力を高め、様々な立場の形のニーズを理解したいという思いがあったためです。私はものづくりをするサークルに所属しているのですが、性能の数値とともに生のニーズや使った感想が重要であることを実感しています。そうした使用者の意図をそのまま汲み取るために言語の運用能力向上は必要不可欠であり、それを達成した後に、私の目指す適切な提案のできる技術者像があると考えています。ご支援に応えられるよう、精進してまいります。
国公立大学 工学部
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近藤 萌々葉
心残りなく大学生活を終えるために、妥協せずに勉学にも陸上にも取り組んでいきたい。
この度はご支援頂き、誠にありがとうございます。頂いた奨学金は、書籍の購入費や部活動の費用にあてたいと考えています。私は現在、研究室に所属しながら教職課程をとっています。将来は、世界史の教員になり、その楽しさや奥深さを生徒と共有できるような先生になりたいと考えています。また、小学生から続けている陸上も継続して取り組んでおります。貴財団の支援のおかげで、金銭的な心配なく自分の専攻分野である西洋史の学習に、また、陸上に取り組むことが出来ます。心残りなく大学生活を終えるために、残り2年間も妥協せずに勉学にも陸上にも取り組んでいきたいと思っております。
国公立大学 文学部
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草野 理子
教員になる夢に向かって海外への教育インターンに参加し、日本ではできない教育の経験を積みたい。
私の夢は教員になることです。小さい頃からの夢で、どれだけブラックだと言われているとしても、子どもたちと関わる時間は私にとって幸せややりがいを感じる瞬間で、私にとって教師は天職だと感じています。その中でも、英語の教師になって自分が苦手だった経験も踏まえ、できるだけ子供たちの英語嫌いをなくしたいという思いがあり、自分自身の海外経験を生かせればと思っています。今回いただいた給付金を使い、海外への教育インターンに参加し、日本ではできない教育の経験を積みたいと思っています。応援給付金に応募してとても良かったです。ありがとうございます!
国公立大学 国際地域学部
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佐々木 琢真
小学生からの目標に向かって献身的に取り組み、努力を重ねていきます。
この度は、採用内定をいただき、心より感謝申し上げます。頂戴した奨学金は、世界のモノづくりを最先端で支える技術者になるという目標を達成するために活用させていただきます。小学生のころからプログラミングに興味を持ち、その時に初めて「将来は、日本のモノづくりを支えるひとりになるんだ!」と決意しました。その後1年間の浪人を経て、現在の大学への進学を果たし、小学生の頃に決意した目標は、日本から世界へと広がりました。これからもその目標に向かって、大学の講義と学外活動の両方に献身的に取り組み、努力を重ねていきたいと思います。
私立大学 理工学部
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北嶋 洸介
世界の空と空を繋げる立派なエアラインパイロットになり、多くの人々の幸せを届けたい。
私は私立大学のパイロット訓練生で、1年半の訓練留学も予定しており、TOEFLや国家試験の受験費用、留学準備費用を獲得したいと思い応募させていただきました。家計的に他の奨学金を受けることは出来ず、アルバイトと大学の両立で苦戦していた私にとって、キーエンス奨学金は本当に素晴らしいものでした。将来は世界の空と空を繋げる立派なエアラインパイロットになり、多くの人々の幸せを届けられるよう、これからより訓練に没頭していきます!
私立大学 工学部
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藪内 佑
老化の研究に努めて、その成果をもとに健康寿命延長に貢献したい。
今回、奨学金採用者として選んでいただいたこと、深く感謝いたします。私は老化の研究を通して、健康寿命の延長に貢献したいと考えています。日本においては2023年に平均寿命が男性で81.5歳、女性で86.9歳となったものの、健康寿命との差は約10年あり、多くの人にとって晩年は病床で過ごすものとなっています。この現状を変えるために、私は老化と疾患の関係を研究し、予防あるいは遅らせる方法を見つけたいと考えています。そのために、いただいた給付金を使って幅広いことを知り、研鑽を重ね、研究に活かせるよう努めていきたいと思います。
私立大学 生命科学部
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全 梨華
応援奨学金への応募によって、フランスへ長期留学できるという選択肢が広がった。
私は在日外国人です。日本の民間奨学金には対象者を日本国籍保持者に限る者が多く、奨学金に応募すらできずにいました。また我が家の世帯所得はぎりぎり所得制限にひっかかってしまうレヴェルで、自由に学べるほどの余裕はないにも関わらず支援は受けられず悩んできました。そんななか、大学のオンライン掲示板で目にしたのがこのキーエンス財団の奨学金です。評価されるのは取得単位数と成績と小論文。自分の実力と努力だけでチャンスを得られるこの奨学金はとても魅力的でした。私はこの奨学金をもとにフランスへ長期留学に行こうと考えています。選択肢を広げてくれたキーエンス財団に感謝しています。
私立大学 文学部
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今泉 琳
おもてなしを通じて日本の良さを世界に発信できるような客室乗務員を目指したい。
この度は、本給付金制度にご採用いただき誠にありがとうございます。両親からお金を借りながら、アルバイト代で学費等の教育費用を賄っていたため、本給付金によるご支援は私にとって大きな救いとなりました。それに加えて採用通知が将来の夢を後押しする様にも感じ取れ、心が温かくなりました。将来、おもてなしを通じて日本の良さを世界に発信できるような客室乗務員を目指しています。そのために、語学の勉強を中心に多様なホスピタリティ精神について理解を深めています。貴重なご支援を無駄にしないように残りの学生生活を自己研鑽のために有意義なものにしたいと考えます。
私立大学 国際学部
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末冨 佑弥
卒業論文の研究は国内を対象にしようと考えているが、大学院進学が実現したら、その対象を海外に向けていきたい。
卒業論文の執筆に向けた研究では、生活綴方を中心に自己表現・他者理解・集団づくりのための国内におけるライティング実践を対象としようと考えているが、大学院進学が実現したら、その対象を海外に向けようと考えており、現在は多文化環境における自己表現・自己理解(他者理解)のためのライティング教育に関心があるため、その多文化的実践に長けているオーストラリアに研究留学・資料収集をしたいと長らく考えていた。より多くの実践を見たり、関連する一次資料を収拾したりと、自分の研究と結びつくような活動の資金として充てようと思っている。
国公立大学 教育学部
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平田 翔也
未だ貧困問題が深刻なアフリカの発展に関わる力を身につけ、貢献したい。
応援給付金に採用してくださりありがとうございます。私は大学が提供する、国際ビジネスを学ぶプログラムに参加する費用としてこの奨学金を使用させていただきたいと考えています。私はサブサハラアフリカ地域の更なる発展に貢献したいと考えています。昨年1年間アフリカで生活し、彼らの人柄、文化の素晴らしさを知りました。しかし未だ貧困問題は深刻で、特に、高等教育を修了してもちゃんとした職に就けないという点に大きなショックを受けました。よって現在は、そのプログラムに参加し、ビジネスの視点からアフリカの発展に関わる力を身につけることを目標に努力を続けています。これから夢の実現に向けて頑張ります!
私立大学 総合政策学部
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松田 たかみ
やっと叶った留学先での日々を、一日も無駄にしないよう、充実した日々を過ごしてきたい。
私は留学をすると高校生のころから決めており、コロナ禍を経て、今年、やっと留学に行くことが決まりました。しかし、今度は物価高で費用がかさみ、留学をあきらめようかと考えていました。そのようなときに、家計基準などが関係なく、自分の思いをぶつける小論文だけで決まる、実力勝負のキーエンス奨学金を父に勧められました。小論文を書いたことで、自分はやはり留学に行きたいと強く思い、さらに留学で何をしたいのか明確にすることができました。いただいた給付金は留学先での学習費用に充てます。やっと叶った留学先での日々を、一日も無駄にしないよう、充実した日々を過ごしてきたいと思っています。
私立大学 総合政策学部
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片平 雄一郎
海外留学の機会を最大限に活かし、異文化理解を深めて視野を広げていきたい。
キーエンス様から奨学金をいただけると知り、言い表せないほどの喜びに包まれました。海外留学を決めた私は、授業料や生活費で手一杯になり、本来の目的の一つであった異文化交流の機会を逃しかねない状況でした。この奨学金のおかげで、私は精一杯勉強に打ち込むだけでなく、現地の人々との交流を深め、新しい文化に触れ、視野を大きく広げることができます。異なる価値観や習慣に触れ、多様性を受け入れる寛容さを養うことで、人間的にも大きく成長できるはずです。この貴重な機会を最大限に活かし、異文化理解を深め、視野を広げていきたいと心から願っています。
国公立大学 工学部
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高松 千恵
高校数学科教員を目指し、学校現場での「教える」数学について知識を深めていきたい。
この度はご支援いただき、誠にありがとうございます。奨学金は、大学院進学に関わる費用や書籍の購入に使用させていただきます。大学院進学後は、大学で学んだ数学の知識を活かし、数学の研究に励み、その面白さを体感していきたいと考えています。また、将来は高校数学科の教員として、数学の魅力を伝えていきたいと思っています。そのために、学習支援ボランティアとして中学生や高校生と積極的にかかわり、学校現場での「教える」数学について知識を深めていきたいです。今後も、悔いのないように行動してまいります。
国公立大学 理学部
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杉原 弘祐
夢は剣道で全国の舞台で活躍すること。将来は地域の安全と安心を守る立派な警察官になりたい。
私はこの応援給付金のおかげで大学生最後の大会のために全力を尽くせるようになりました。小学校1年生からはじめた剣道を通してたくさんの経験をし、たくさんの人に支えられてきました。私の剣道での夢は全国の舞台で活躍することです。その夢まであと一歩で叶えられるところまで来ました。来たる全国大会の舞台で活躍できるよう一日一日を一生懸命取り組んで悔いの残らないように過ごしていきます。そして、将来は立派な地域の安全と安心を守る警察官になります。この度は内定者に選んでいただきありがとうございました。
私立大学 スポーツ科学部
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林 理樹人
部活と両立して勉学に励むことができている。将来は知識と能力を活かし、お客様に笑顔を与えたい。
私の将来の夢は家のリフォームに関わる仕事につくことです。そのためには今現在通っている理工学部の流体力学や材料工学の知識を完璧に付けなければなりません。そして、大学院では深くその内容について調べたいと考えております。私は今現在、体育会のラグビー部に所属しており、ラグビーを通してコミュニケーション能力を鍛えることができています。このコミュニケーション能力を使って将来出会うお客様に笑顔を与えることができたらいいなと思います。そして最後にキーエンス財団様の奨学金のお陰で何も不便なく部活と両立して勉学に励むことができそうです。このキーエンス様の奨学金がもっと多くの頑張る学生に知られてほしいと願います。
私立大学 理工学部
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野口 優斗
奨学金を用いて大学院に進み、より技術が求められる研究テーマに取り組みたい。
私は、この奨学金を用いて大学院に進み、あと2年研究に打ち込もうと考えています。そして学部時代には、時間不足でできなかったより技術が求められる研究テーマに取り組みたいと考えています。さらに大学院卒業後は、私の夢である技術職や研究職など、私自身の腕と頭で働く仕事に就きたいと考えています。この奨学金の良いところは、大学生時代、自分自身が取り組んできたことを評価して頂き、そして将来の手助けをして頂ける点です。私は奨学金を頂いて、将来の選択肢が増えました。是非、後輩の皆さんも今までの自身のに取り組みに自信を持って応募してください。
国公立大学 農学部
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磯貝 咲文
夢である都市計画プランナーを目指し、留学先でも学問や課外活動に全力で取り組みます。
私は、大学1年次の学びを経て、私は都市計画の分野に強い関心を抱き、都市計画プランナーを目指したいと思った。しかし、通っている大学には都市計画に関連する授業は開講されていない。そこで、留学先で都市計画について専門的に学ぶことを考えた。貴財団のご支援のおかげで、留学先でも金銭面の心配なく、学問や課外活動に全力で取り組むことができる。この機会を生かし、自分の興味を追求し、夢の実現に向けて頑張っていきたい。
国公立大学 国際教養学部
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中野 瑛理香
世界の最先端を進む研究に飛び込み、まだ多く残る宇宙の謎を解明する手助けをしたい。
私の夢は宇宙物理学に関連した研究職に就くことです。大学では太陽系や私たちの起源を探るヒントになる彗星の研究に取り組んでいます。大学で学んでいることと英語を用いて世界の最先端を進む研究に飛び込み、まだ多く残る宇宙の謎を解明する手助けをしたいです。夢の実現のため大学卒業後は宇宙物理学研究の盛んな海外の大学院に留学することが目標です。頂いた給付金は英語資格取得などの留学準備費用に充てる予定です。今回ご支援いただいた感謝を忘れず、夢に着実に近づけるよう残りの学部生生活も意欲的に過ごしていきたいと思います。
私立大学 理学部