
奨学生の声
大学で学んだことや、未来への想い、
大学生を目指すみなさんへの
メッセージなどをご紹介します。
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井上 晟佑
ボート部の活動で貴重な経験を得られた。向上心を胸にこれからも様々なことに挑戦していきたい。
大学では挑戦的な環境に身を置きたいと思い、ボート部に所属し、エースとして活動しました。メンバー全員が初心者である上に、他のチームより練習期間が短い不利な環境であるため、効率的に練習を進めなければなりませんでした。そのため、チームメイトと課題やそれに対する解決策を話し合う上で対立することもありました。そこで粘り強く議論を重ね、想像もできなかった程成長したときの感動は今でも忘れません。その甲斐あって、部として18年ぶりのインカレ準優勝を果たすことができました。ボート部の活動は毎日へとへとになるほどハードで、部活動をしながらアルバイトで生活費を賄うことは困難でした。ボート部で貴重な経験を得られたのはキーエンス奨学金のおかげです。心より感謝申し上げます。春から別の大学院に進学し、新たに燃料電池の研究を行う予定です。不安なことばかりですが、向上心を胸にこれからも様々なことに挑戦していきたいと思います。
国公立大学 工学部
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春山 和
1番の財産は一緒に切磋琢磨できる仲間に出会えたこと。最後の年で日本一を叶えることができた。
私は大学4年間、キーエンス財団から支援をしてもらったことで思考・経験ともにとても充実したものになりました。高校生の頃に見たフィリピンでの貧富の差から、大学では現地のニーズに合った途上国支援を学びたいと思って選んだ学部と学校。そこではやる気に溢れた生徒に囲まれ、もともと興味があった途上国支援だけでなく世界の様々な面について学ぶことができました。奨学金をいただいたことで学業に集中することができ、朝から夜まで講義を受けたり、実際にカンボジアでインターンを行ったりほかにも海外経験を踏まえたことで、大学での学びを現地で体感することもできました。物事の考え方や経験値がとても広がった4年間になったのは、キーエンス財団からの経済的な支援はもちろんのこと、キーエンス財団への現状報告の場も大きかったと思います。ビデオや文字で自分の学びや経験をキーエンス財団に向けて話すことで、自分自身を客観視することができ、より次の自分へと成長する機会だったと思います。4月からは社会に出る身として、キーエンス財団からいただいた優しさや価値ある経験を、私自身ほかの人にも与えられるように生きていこうと思います。本当にありがとうございました。
私立大学 国際関係学部
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山田 和花
大学での学びを現地で体感。優しさや価値ある経験を、ほかの人にも与えられるように生きていこうと思う。
大学4年間での1番の財産は一緒に切磋琢磨できる仲間に出会えたことです。勉学も部活でも学部やコミュニティの枠に捉われず多くの仲間たちに出会うことができました。ゼミでは教授や友達に支えられながら興味のある研究を最後まで突き詰めることができ、無事に卒論も書き終えました。部活では監督やコーチ、同期や先輩後輩と毎日一緒に汗を流し、大学3年間達成することができなかった日本一を最後の年で叶えることができました。結果が全てではないですが、支えてくださった方へ金メダルを渡すことができて、少しは恩返しができたと思っています。キーエンス財団様、これまで4年間支えてくださり本当に感謝しております。大学4年間で培った経験は一生の宝物で今後の人生のエネルギーになります!4月からはカナダへ留学し沢山のことを経験し視野を広げ、社会に貢献できる人材になれるよう努力します。これまで多大なるご支援をありがとうございました。
私立大学 総合政策学部
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大川原 輝樹
年齢が上がるにつれてチームのことを考えるようになり、人間として大きく成長できた4年間だった。
こんにちは!大川原輝樹です!キーエンス財団様から4年間奨学金を頂けたおかげで、私は非常に充実した4年間を過ごすことができました。まずはこの場をお借りして深く御礼申し上げます。ありがとうございました!私は大学生活においては、主に準体育会のラグビー部での活動に注力いたしました。年齢が上がるにつれてチームのことを考えるようになり、人間として大きく成長できました。また勉学においては、「鎖国」とスポーツの関係性として卒業論文を執筆いたしました。多くの視点から物事を考え、ゼミの友達とも協力し、大変ではありましたがなんとか卒業論文を書き終えることができました。社会人になってからは、これまでとは立場が大きく変わります。自分のことは自分で責任を取り、自立した社会人となれるよう仕事のほうにも全力で取り組んで参ります。重ねてにはなりますが、4年間ご支援のほう本当にありがとうございました!実家があまり裕福でない私にとって、このようなご支援がなければ実りある大学生活にはなり得なかったでしょうし、こんなにも多くの経験はできませんでした。この経験を糧に立派な社会人となれるよう精進いたします。
私立大学 文学部
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高田 杏菜
大学の勉強に留まらず、多様な経験を通じて自身の興味関心を存分に追求することができた。
新型コロナウイルスの影響が続く中、大学の門をくぐった4年前。キーエンス財団からのご支援は私にとって大きな支えとなり、奨学生としての自覚がさらなる学びの意欲を高める原動力となりました。法学部での学びは決して簡単ではありませんでしたが、ご支援のおかげで学業に専念でき、結果、成績上位者2名が推薦される学内奨学金に3年連続で推薦されました。また、大学の勉強に留まらず、プログラミングの学習や、中高生への個別指導サービスの起業、法律事務所での弁護士補助業務など、多様な経験を通じて自身の興味関心を存分に追求することができました。そして、かねてからの夢であった海外留学を実現することができたのも、奨学金の支えがあったからこそ。異文化の中での学びは、私の視野を大きく広げ、自己成長への扉を開いてくれました。来春からは情報セキュリティ分野のコンサルタントとしてキャリアをスタートさせます。ご支援への感謝を胸に、この4年間の学びを糧として、次世代を支える存在となるべく邁進していきます。
私立大学 法学部
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大瀧 望央
異文化を学ぶことで自分自身の成長を実感。研究者として社会に貢献することを目指したい。
私は、これまで奨学金を通じて多くのご支援を賜り、心より感謝申し上げます。おかげさまで、大学生活において貴重な経験を得ることができました。特に、授業の一環として参加したイタリアでの発掘調査は、異文化を学びながら新たな視点を得る機会となり、学問への関心を深めるとともに、自分自身の成長を実感するものとなりました。現在、私は自然言語処理の第一線で活躍する研究者になることを目標に、さらなる努力を重ねております。人と機械がより円滑にコミュニケーションできる未来を創造し、社会に貢献することを目指しています。また、これから奨学金を目指す後輩の皆さんには、ぜひ新しいことやその場でしかできないことに挑戦してほしいと思います。未知の世界に飛び込むことで、大きな成長と発見があるはずです。最後になりますが、奨学金を通じて財団の皆様からいただいたご支援に改めて感謝申し上げます。費用面の負担が大きいために諦めていた挑戦を実現することができたのは、皆様のお力添えのおかげです。この恩に報いるべく、これからも努力を続けてまいります。
国公立大学 工学部
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和田 花実
諦めなければ何でもできる!大学生の4年間は人生で一番やってみたいことに挑戦できる時間。
右も左もわからないまま大学生活とひとり暮らしが始まり、不安でいっぱいでした。そんな中キーエンス財団様から奨学金をいただけることが決まり金銭面の不安が拭われたことで、臆することなく様々なことに挑戦してみることを決めました。大好きなディズニーストアでのアルバイト、留学の代わりに始めたホテルのフロントアルバイト、ダンスサークル・テニスサークルでの活動、研究活動、国内・国外問わず旅に出るなど忙しい毎日を送ることができました。コロナ禍であったこと、時間がないと言われる理系学部であったことなど、私自身もしがらみが沢山ありましたが、諦めなければ何でもできます!私はこの4年間で経験が増すに連れ、自分の特性や得意なこと、何にワクワクするのかを知り、心からやってみたいと思える職業に出会いました。現在就職活動の真っ只中でこの夢を全力で追いかけています。大学生の4年間は人生で一番やってみたいことに挑戦できる時間です。みなさんも精一杯駆け抜けてください!!
国公立大学 農学部
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富井 陽人
入学時に掲げた2つの目標を達成できた思い出深い4年間。全て私の人生の宝物と言える経験だった。
私は、大学入学時の具体的な目標として「航空宇宙について深く学ぶこと」と「長期留学を経験すること」の2つを掲げ、無事どちらも達成することができました。大学四年間で特に思い出深いことは、10ヶ月間のスウェーデンへの長期留学です。留学先にて元スウェーデン宇宙飛行士の教授の授業を受けたり、色んな国の人と協力して1つのプロジェクトに取り組んだり、初めて行く国で色んな絶景を見られたりしたことは、全て私の人生の宝物と言える経験です。他にも、大学の授業やサークル活動、アルバイトなどを通して、大学生の間でしか得られないような貴重な経験や出会いを多く得ることができました。留学のための奨学金と並行して継続受給させてくれたことも含めて、キーエンス財団には本当に感謝してもし切れません。今後はこの4年間を通じて得た経験や知識を活かして、日本社会や次世代の人々のために貢献し、キーエンス財団への恩返しとしたいと考えています。
私立大学 理工学部
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築地 里桜
学内のほとんどの人に使われるアプリを開発。卒業後は日本の産業を支えられるようになりたい。
キーエンス財団のおかげで、4年間様々な挑戦をすることができました。大学では、勉学や課外活動に全力で取り組むことができました。私は法学部ですが、IT技術に興味があり、1、2年生の時は友人とIT系のサークルを立ち上げました。そして、そこで出会ったメンバーと学内向けのアプリを開発し、学内のほとんどの人に使われるようなアプリにまで成長させることができました。また、Google Developer Student ClubというGoogleの技術に興味がある学生が集まるコミュニティに参加し、そこで日本だけでなく海外も含む他の大学の学生とのネットワークも広げることができました。3、4年生の時は大学の先輩や友人が立ち上げたスタートアップでITエンジニアとしてアルバイトをし、経験を積むことができました。大学では、著作権法や特許法を学ぶ知的財産法ゼミに所属し、今まで培ってきたITの知識と特許法を組み合わせて卒業論文を書くことができました。卒業後はIT企業でエンジニアとして働き、日本の産業を支えられるよう、努力して参ります。改めて、私の教育と将来に投資していただき、本当にありがとうございました。
国公立大学 法学部
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原 奏音
大学ではアクアポニックスを研究。多くのことを学び、試行錯誤を重ねながら成長することができた。
私は大学で建築設備を専攻し、環境に配慮した持続可能な建築を学びました。特にアクアポニックスの研究では、理論だけでなく実践的にも学びました。従来の研究では葉物野菜のみの栽培や、自動補給水装置のカビ発生が課題でした。今年は果菜の栽培に挑戦し、紫外線殺菌灯を用いたカビ抑制効果を検証することで、課題解決力を養いました。また、課外活動を通じても成長を実感しました。ゴルフ部では企画係として、コロナ禍で衰退した行事の復活に取り組み、定期的な会議を重ねて運営し、部の活気を取り戻しました。さらに、人前で話すことが苦手だったため、塾講師のアルバイトに挑戦し、努力を重ねることで自信をつけることができました。大学では多くのことを学び、試行錯誤を重ねながら成長しました。今後はこの姿勢を活かし、建築を通じて社会に貢献していきたいと考えています。
私立大学 理工学部
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川上 夏海
ホテリエとして地域とお客様の懸け橋になりたい!という夢に近づくための選択ができた。
私はホテリエとして地域とお客様の懸け橋になりたい!という夢を叶えるために、大学を選び、留学先を選び、そして第一志望のホテル会社に就職しました。キーエンス財団様からの御支援がなければ、夢に近づくための選択ができていなかったと思います。感謝です。時間もお金も有限!自分の力で切り開いた未来はきっと明るいはずです。遊びも学びも全力で!夢に向かう皆さんを応援しています。
国公立大学 国際教養学部
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井出 貴洋
同じ目標に向かって切磋琢磨し合える仲間がいて、困難以上の幸せを感じ人に恵まれていることを実感できた。
キーエンス奨学財団様にご支援をいただいたことで、大学生活において金銭面での心配がなくなりました。そのため新たな挑戦をしようという気持ちが芽生え、私は体育会ボート部で精進することを決めました。ボート部としての大学生活は前途多難であり、時には心が沈んでしまうこともありました。しかし経験豊富で頼もしい先輩、同じ目標に向かって切磋琢磨し合える同期や後輩、いつも支えてくれるマネージャーがいて、困難以上の幸せを感じ、人に恵まれていることを実感し、ボートに没頭することができました。四六時中ボートについて考えるほどでした。ボート生活の最後の1年間は最上回生としてチームを引っ張ることができ、最後の大会である全日本大学ローイング選手権では、中高での経験者が多い中、大学から始めた私でも最終日(決勝)に駒を進めることができました。このような経験ができたのは、最初に述べたようにキーエンス奨学財団のご支援のおかげであると感じております。心より感謝申し上げます。
国公立大学 工学部
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古賀 太凱
4年間で得た実りある学びと豊かな経験を活かし、「学び」の楽しさを伝えられる教師を目指す。
大学でたくさんの人と出会い、学業や課外活動などの自分のやりたいことに没頭することができた4年間は私にとって、かけがえのない貴重な経験になりました。学業においては、学部と教職の勉強を両立し、幼い頃から抱いていた「英語の先生になる」という目標に向けて教員免許を取得しました。また、サークル活動を通して新しいことに挑戦し、それまで知らなかった世界を経験することができました。そのおかげで新たな趣味が見つかり、生活をより充実させることができました。この4年間で得た実りある学びと豊かな経験を活かし、卒業後は教員の道に進もうと考えています。子どもが持つ「知りたい」という知識欲や好奇心は子どもに「学び」の楽しさを教えてくれます。そして英語にはその「知りたい」を叶えるための力があることを子どもたちに伝えられるような教師を目指して、努力を重ねていこうと思います。
私立大学 外国語学部
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谷 萌衣
多種多様な人と関わり、4年間悔いなく勉強もサークルも全力で走り抜けることができた。
20年間住み続けた地元を離れ、1人で上京してきて早くも4年が経とうとしています。思い返せば色々なことがありました。コロナ禍で多くの活動や授業がオンラインになっている中での友達作りに苦戦したこと、「まちづくり」のサークルに参加し商店街の皆さんと様々なイベントを企画してコロナ前の活気を取り戻そうと奮闘したこと、ゼミのみんなと議論を交わしながら学びを深めたこと、学習支援のボランティアでたくさんの子どもたちと関わりを持てたこと、などなど。私はとても人に恵まれていたと思います。多種多様な人と関わり、対話していくなかで貴重な経験をたくさんさせていただきました。最初は不安を抱えていましたが、思い切って東京へ出てきてよかったなと心から思います。このような思い切った決断ができたのも、4年間悔いなく勉強もサークルも全力で走り抜けられたのも、キーエンス財団の皆様のご支援のおかげです。4年間温かいご支援を賜りましたこと、心より御礼申し上げます。新たに奨学生となられる皆様、ぜひやりたいこと全てにチャレンジしてください。この4年間の経験はきっと一生の財産になります。
国公立大学 法学部
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森田 馨
キーエンス財団の奨学金の応募時に綴った「ジャーナリスト」の夢。春からは「報道記者」として働く。
気が憂いて仕方がありませんでした。コロナ禍の緊急事態宣言。2020年の4月、端から芳しくなかった家庭の経済状況は、ますます雲行きが怪しくなっていました。絶対にキーエンス財団の奨学金を取りたい。応募用紙には、「ジャーナリストになりたい」とずいぶん背伸びをした将来像を書いた記憶があります。あれから5年。毎月振り込まれる奨学金が、私の大学生としての経験を形作りました。留学やNPOといった課外活動をすることができました。休学という選択肢を取ることができました。趣味のクライミングに打ち込むことができました。経験の豊かさは成長へとつながり、この春から私は、まさに5年前に綴った夢へとつながる「報道記者」として働きます。「奨学金が欲しい」と願う多くの人が、経済的な困窮を経験していると想像します。そう思う人が少しでも減っていくように。記者という仕事を通じて受けた恩を社会に還元できるよう、これからも挑戦していきます。
国公立大学 国際社会学部
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宮本 真菜
「行動する」と決めて日々邁進。新しい分野に出会い、学問を追い求める楽しさに気づけた大学生活。
4年間のご支援、本当にありがとうございました。私は高校生までは非常にネガティブな人間で、受け身の人生を送っていました。ですが、大学では「行動する」と決め、日々邁進しました。その結果、学業では「制御」という新しい分野に出会い、自ら勉強し、学問を追い求める楽しさに気づきました。また、学園祭企画や学習支援ボランティアに参加し、多くの貴重な経験をし、そして大切な仲間と出会うことができました。さらにずっと興味があったドラムにも挑戦しました。ドラムはこれまでの人生で一番の趣味となっています。この4年間の経験を通して,「私はそのままでも意外と頑張れる」、そして「人生は楽しい!」と思えるようになりました。ネガティブだった私が自分に自信を持てたことが、大学生活での一番の成長だと思います。来年春から大学院に進学しますが、進学後もこの気持ちを大切に、そして自ら行動することを忘れずに頑張っていきたいです。
私立大学 先進理工学部
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中野 進太
高校時代から興味のあった脳科学について学び、自分で新たな発見を繰り返す夢のような日々だった。
私はキーエンス財団様から奨学金を受け、4年間にわたり非常に大きな支援をいただきました。入学当初はコロナ禍で大きな不安を抱えていましたが、奨学金のおかげで学業や課外活動に集中し、2年生から研究室で学問の最先端に触れることができました。高校時代から興味のあった脳科学について学び、自分で新たな発見を繰り返す日々は夢のようでした。困難に直面することも多くありましたが先生方や先輩方にご指導いただきながら、乗り越えることができました。この春より大学院に進学し、さらに学習を深め神経機能や病理の解明に取り組んでいきます。この大学院進学という選択ができたのもキーエンス財団様をはじめとするたくさんの方に助けられ支えられてきたからだと思います。今後は病気に苦しむ人に役立つ発見、開発を行い、社会に貢献することで少しでも恩返しができるよう日々努めて参ります。最後になりますが、キーエンス財団奨学生の皆様が大学生活で様々なことに挑戦し自身の夢に向かって進んでいくことを祈っております。
私立大学 生命医科学部
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武部 美香
挑戦をする中で、自分らしさを見つけ、これからもつながり続けたい人たちに出会うことができた。
私が大学に入学した頃は、コロナ禍でした。慣れない一人暮らしの中、なかなか人とのつながりを作れず、辛い思いをしました。しかし、習い事として茶道を始めてみたり、手話サークルに入ったりするなど、自分が楽しめそうなことに挑戦する中で、自分らしさを見つけ、これからもつながり続けたい人たちに出会うことができました。4年間で、語学留学やスクールサポーターとしての活動など、様々な経験をしましたが、それらの経験が自分の財産であり、宝物だと思えるのは、友達や先生など、周りの人たちの支えがあったからこそだと思っています。卒業後は地元に戻り、小学校教員になります。これまでに出会った人、そしてこれから出会う人とのつながりを大切にしながら、頑張っていきます。キーエンス財団の皆様のおかげで、迷いなく様々なことにチャレンジすることができました。4年間のご支援、本当にありがとうございました。
国公立大学 国際人間科学部
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河合 紗々音
適切な提案のできる技術者を目指し、プログラミング言語の運用能力を向上させていきたい。
この度は、応援給付金採用者に選定していただき誠に感謝申し上げます。応募の際、私は応援給付金の使い道として言語の資格試験のための教材、受験費用と申し上げました。その理由は言語の運用能力を高め、様々な立場の形のニーズを理解したいという思いがあったためです。私はものづくりをするサークルに所属しているのですが、性能の数値とともに生のニーズや使った感想が重要であることを実感しています。そうした使用者の意図をそのまま汲み取るために言語の運用能力向上は必要不可欠であり、それを達成した後に、私の目指す適切な提案のできる技術者像があると考えています。ご支援に応えられるよう、精進してまいります。
国公立大学 工学部
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近藤 萌々葉
心残りなく大学生活を終えるために、妥協せずに勉学にも陸上にも取り組んでいきたい。
この度はご支援頂き、誠にありがとうございます。頂いた奨学金は、書籍の購入費や部活動の費用にあてたいと考えています。私は現在、研究室に所属しながら教職課程をとっています。将来は、世界史の教員になり、その楽しさや奥深さを生徒と共有できるような先生になりたいと考えています。また、小学生から続けている陸上も継続して取り組んでおります。貴財団の支援のおかげで、金銭的な心配なく自分の専攻分野である西洋史の学習に、また、陸上に取り組むことが出来ます。心残りなく大学生活を終えるために、残り2年間も妥協せずに勉学にも陸上にも取り組んでいきたいと思っております。
国公立大学 文学部
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草野 理子
教員になる夢に向かって海外への教育インターンに参加し、日本ではできない教育の経験を積みたい。
私の夢は教員になることです。小さい頃からの夢で、どれだけブラックだと言われているとしても、子どもたちと関わる時間は私にとって幸せややりがいを感じる瞬間で、私にとって教師は天職だと感じています。その中でも、英語の教師になって自分が苦手だった経験も踏まえ、できるだけ子供たちの英語嫌いをなくしたいという思いがあり、自分自身の海外経験を生かせればと思っています。今回いただいた給付金を使い、海外への教育インターンに参加し、日本ではできない教育の経験を積みたいと思っています。応援給付金に応募してとても良かったです。ありがとうございます!
国公立大学 国際地域学部
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佐々木 琢真
小学生からの目標に向かって献身的に取り組み、努力を重ねていきます。
この度は、採用内定をいただき、心より感謝申し上げます。頂戴した奨学金は、世界のモノづくりを最先端で支える技術者になるという目標を達成するために活用させていただきます。小学生のころからプログラミングに興味を持ち、その時に初めて「将来は、日本のモノづくりを支えるひとりになるんだ!」と決意しました。その後1年間の浪人を経て、現在の大学への進学を果たし、小学生の頃に決意した目標は、日本から世界へと広がりました。これからもその目標に向かって、大学の講義と学外活動の両方に献身的に取り組み、努力を重ねていきたいと思います。
私立大学 理工学部
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北嶋 洸介
世界の空と空を繋げる立派なエアラインパイロットになり、多くの人々の幸せを届けたい。
私は私立大学のパイロット訓練生で、1年半の訓練留学も予定しており、TOEFLや国家試験の受験費用、留学準備費用を獲得したいと思い応募させていただきました。家計的に他の奨学金を受けることは出来ず、アルバイトと大学の両立で苦戦していた私にとって、キーエンス奨学金は本当に素晴らしいものでした。将来は世界の空と空を繋げる立派なエアラインパイロットになり、多くの人々の幸せを届けられるよう、これからより訓練に没頭していきます!
私立大学 工学部
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藪内 佑
老化の研究に努めて、その成果をもとに健康寿命延長に貢献したい。
今回、奨学金採用者として選んでいただいたこと、深く感謝いたします。私は老化の研究を通して、健康寿命の延長に貢献したいと考えています。日本においては2023年に平均寿命が男性で81.5歳、女性で86.9歳となったものの、健康寿命との差は約10年あり、多くの人にとって晩年は病床で過ごすものとなっています。この現状を変えるために、私は老化と疾患の関係を研究し、予防あるいは遅らせる方法を見つけたいと考えています。そのために、いただいた給付金を使って幅広いことを知り、研鑽を重ね、研究に活かせるよう努めていきたいと思います。
私立大学 生命科学部
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全 梨華
応援奨学金への応募によって、フランスへ長期留学できるという選択肢が広がった。
私は在日外国人です。日本の民間奨学金には対象者を日本国籍保持者に限る者が多く、奨学金に応募すらできずにいました。また我が家の世帯所得はぎりぎり所得制限にひっかかってしまうレヴェルで、自由に学べるほどの余裕はないにも関わらず支援は受けられず悩んできました。そんななか、大学のオンライン掲示板で目にしたのがこのキーエンス財団の奨学金です。評価されるのは取得単位数と成績と小論文。自分の実力と努力だけでチャンスを得られるこの奨学金はとても魅力的でした。私はこの奨学金をもとにフランスへ長期留学に行こうと考えています。選択肢を広げてくれたキーエンス財団に感謝しています。
私立大学 文学部
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今泉 琳
おもてなしを通じて日本の良さを世界に発信できるような客室乗務員を目指したい。
この度は、本給付金制度にご採用いただき誠にありがとうございます。両親からお金を借りながら、アルバイト代で学費等の教育費用を賄っていたため、本給付金によるご支援は私にとって大きな救いとなりました。それに加えて採用通知が将来の夢を後押しする様にも感じ取れ、心が温かくなりました。将来、おもてなしを通じて日本の良さを世界に発信できるような客室乗務員を目指しています。そのために、語学の勉強を中心に多様なホスピタリティ精神について理解を深めています。貴重なご支援を無駄にしないように残りの学生生活を自己研鑽のために有意義なものにしたいと考えます。
私立大学 国際学部
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末冨 佑弥
卒業論文の研究は国内を対象にしようと考えているが、大学院進学が実現したら、その対象を海外に向けていきたい。
卒業論文の執筆に向けた研究では、生活綴方を中心に自己表現・他者理解・集団づくりのための国内におけるライティング実践を対象としようと考えているが、大学院進学が実現したら、その対象を海外に向けようと考えており、現在は多文化環境における自己表現・自己理解(他者理解)のためのライティング教育に関心があるため、その多文化的実践に長けているオーストラリアに研究留学・資料収集をしたいと長らく考えていた。より多くの実践を見たり、関連する一次資料を収拾したりと、自分の研究と結びつくような活動の資金として充てようと思っている。
国公立大学 教育学部
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平田 翔也
未だ貧困問題が深刻なアフリカの発展に関わる力を身につけ、貢献したい。
応援給付金に採用してくださりありがとうございます。私は大学が提供する、国際ビジネスを学ぶプログラムに参加する費用としてこの奨学金を使用させていただきたいと考えています。私はサブサハラアフリカ地域の更なる発展に貢献したいと考えています。昨年1年間アフリカで生活し、彼らの人柄、文化の素晴らしさを知りました。しかし未だ貧困問題は深刻で、特に、高等教育を修了してもちゃんとした職に就けないという点に大きなショックを受けました。よって現在は、そのプログラムに参加し、ビジネスの視点からアフリカの発展に関わる力を身につけることを目標に努力を続けています。これから夢の実現に向けて頑張ります!
私立大学 総合政策学部
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松田 たかみ
やっと叶った留学先での日々を、一日も無駄にしないよう、充実した日々を過ごしてきたい。
私は留学をすると高校生のころから決めており、コロナ禍を経て、今年、やっと留学に行くことが決まりました。しかし、今度は物価高で費用がかさみ、留学をあきらめようかと考えていました。そのようなときに、家計基準などが関係なく、自分の思いをぶつける小論文だけで決まる、実力勝負のキーエンス奨学金を父に勧められました。小論文を書いたことで、自分はやはり留学に行きたいと強く思い、さらに留学で何をしたいのか明確にすることができました。いただいた給付金は留学先での学習費用に充てます。やっと叶った留学先での日々を、一日も無駄にしないよう、充実した日々を過ごしてきたいと思っています。
私立大学 総合政策学部
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片平 雄一郎
海外留学の機会を最大限に活かし、異文化理解を深めて視野を広げていきたい。
キーエンス様から奨学金をいただけると知り、言い表せないほどの喜びに包まれました。海外留学を決めた私は、授業料や生活費で手一杯になり、本来の目的の一つであった異文化交流の機会を逃しかねない状況でした。この奨学金のおかげで、私は精一杯勉強に打ち込むだけでなく、現地の人々との交流を深め、新しい文化に触れ、視野を大きく広げることができます。異なる価値観や習慣に触れ、多様性を受け入れる寛容さを養うことで、人間的にも大きく成長できるはずです。この貴重な機会を最大限に活かし、異文化理解を深め、視野を広げていきたいと心から願っています。
国公立大学 工学部
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高松 千恵
高校数学科教員を目指し、学校現場での「教える」数学について知識を深めていきたい。
この度はご支援いただき、誠にありがとうございます。奨学金は、大学院進学に関わる費用や書籍の購入に使用させていただきます。大学院進学後は、大学で学んだ数学の知識を活かし、数学の研究に励み、その面白さを体感していきたいと考えています。また、将来は高校数学科の教員として、数学の魅力を伝えていきたいと思っています。そのために、学習支援ボランティアとして中学生や高校生と積極的にかかわり、学校現場での「教える」数学について知識を深めていきたいです。今後も、悔いのないように行動してまいります。
国公立大学 理学部
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杉原 弘祐
夢は剣道で全国の舞台で活躍すること。将来は地域の安全と安心を守る立派な警察官になりたい。
私はこの応援給付金のおかげで大学生最後の大会のために全力を尽くせるようになりました。小学校1年生からはじめた剣道を通してたくさんの経験をし、たくさんの人に支えられてきました。私の剣道での夢は全国の舞台で活躍することです。その夢まであと一歩で叶えられるところまで来ました。来たる全国大会の舞台で活躍できるよう一日一日を一生懸命取り組んで悔いの残らないように過ごしていきます。そして、将来は立派な地域の安全と安心を守る警察官になります。この度は内定者に選んでいただきありがとうございました。
私立大学 スポーツ科学部
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林 理樹人
部活と両立して勉学に励むことができている。将来は知識と能力を活かし、お客様に笑顔を与えたい。
私の将来の夢は家のリフォームに関わる仕事につくことです。そのためには今現在通っている理工学部の流体力学や材料工学の知識を完璧に付けなければなりません。そして、大学院では深くその内容について調べたいと考えております。私は今現在、体育会のラグビー部に所属しており、ラグビーを通してコミュニケーション能力を鍛えることができています。このコミュニケーション能力を使って将来出会うお客様に笑顔を与えることができたらいいなと思います。そして最後にキーエンス財団様の奨学金のお陰で何も不便なく部活と両立して勉学に励むことができそうです。このキーエンス様の奨学金がもっと多くの頑張る学生に知られてほしいと願います。
私立大学 理工学部
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野口 優斗
奨学金を用いて大学院に進み、より技術が求められる研究テーマに取り組みたい。
私は、この奨学金を用いて大学院に進み、あと2年研究に打ち込もうと考えています。そして学部時代には、時間不足でできなかったより技術が求められる研究テーマに取り組みたいと考えています。さらに大学院卒業後は、私の夢である技術職や研究職など、私自身の腕と頭で働く仕事に就きたいと考えています。この奨学金の良いところは、大学生時代、自分自身が取り組んできたことを評価して頂き、そして将来の手助けをして頂ける点です。私は奨学金を頂いて、将来の選択肢が増えました。是非、後輩の皆さんも今までの自身のに取り組みに自信を持って応募してください。
国公立大学 農学部
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磯貝 咲文
夢である都市計画プランナーを目指し、留学先でも学問や課外活動に全力で取り組みます。
私は、大学1年次の学びを経て、私は都市計画の分野に強い関心を抱き、都市計画プランナーを目指したいと思った。しかし、通っている大学には都市計画に関連する授業は開講されていない。そこで、留学先で都市計画について専門的に学ぶことを考えた。貴財団のご支援のおかげで、留学先でも金銭面の心配なく、学問や課外活動に全力で取り組むことができる。この機会を生かし、自分の興味を追求し、夢の実現に向けて頑張っていきたい。
国公立大学 国際教養学部
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中野 瑛理香
世界の最先端を進む研究に飛び込み、まだ多く残る宇宙の謎を解明する手助けをしたい。
私の夢は宇宙物理学に関連した研究職に就くことです。大学では太陽系や私たちの起源を探るヒントになる彗星の研究に取り組んでいます。大学で学んでいることと英語を用いて世界の最先端を進む研究に飛び込み、まだ多く残る宇宙の謎を解明する手助けをしたいです。夢の実現のため大学卒業後は宇宙物理学研究の盛んな海外の大学院に留学することが目標です。頂いた給付金は英語資格取得などの留学準備費用に充てる予定です。今回ご支援いただいた感謝を忘れず、夢に着実に近づけるよう残りの学部生生活も意欲的に過ごしていきたいと思います。
私立大学 理学部